近年、テニス肘を患うビジネスマンが急増しているそうです。
とくにこの10年で2倍~3倍の人が症状を訴えるとか・・・?!
実は職場や家庭でパソコンを使うことが日常になり、パソコンのタイピング(キーボードをたたくこと)やマウス操作のしすぎで肘の外側から前腕にかけて走行している『短橈側手根伸筋』が炎症を起こし、通称「テニス肘」と言われる「外側上顆炎」を患ってしまいます。
『短橈側手根伸筋』・・・起始を外側上顆に持ち、停止を第三中手骨底に持つ前腕の筋で作用は主に手首の伸展
このことから、手首を反らしながらパソコンのキーボードを打ったりマウスを使うことによるオーバーユースが引き金になっているようです。
パソコンを使うビジネスマンに限らず、重いカバンや買い物袋を持つなどの日常的な肘への負担が積み重なり起こりえることなので、学生や主婦にも十分起こる可能性はあります。
最近だと、スマホのゲームをしていてテニス肘になる人もいるのだとか・・・!!
タオルをしぼる動作やものをつかんで持ち上げるときに肘に激痛が走る・・・!!
思い当たるところがあればテニス肘かも知れません。
症状を引き起こさないための予防方法は、パソコンのキーボードを打つときは手首を反らさないようにタオルを下に敷いたりリストバンドをするなどの対策が考えられます。
自分の身体に負担をかけないためにも自分でできるセルフケアから始めましょう。