クライアントのOさんより『寝違えはなぜおこるの?』という疑問をいただきました。
そもそも寝違えとは、起床時に頸部に疼痛が現われ痛みの度合いによっては振り向くこともできなくなる状態をいいます。
痛みが出る原因は主に頭頸部の関節の周りにある筋・靭帯などの軟部組織の損傷です。
なぜおこるのかといいますと、睡眠時の姿勢が問題とされており、首の関節や筋肉にかかっていた負担が原因となっています。
クライアントのOさんの場合は中腰で下を向く仕事だったため、普段より頸部に負担がかかっており、姿勢は頭部前突位(頭が体幹より前に出ている状態)で生活していたことにより首の周りにストレスがかかり筋肉のスパズムが増加していました。
寝違えを起こして少し時間がたっていたので、Oさんに合うよう適切な処置をし状態を確認しながら頚椎のアジャストメントを行いました。
術後は振り向いても痛みが全く出なくなるぐらいまで改善し、姿勢も良い状態に戻っていました。
このように、寝違いの原因は「変な姿勢で寝てしまったこと」ですが、それ以前に『仕事や普段の姿勢で首の周りに負荷がかかっていること』が原因を作ってしまいます。
普段の仕事環境や生活のクセ、見直してみましょう☆
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